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自治体Webサイトはなぜ使いにくいのか?
“ユニバーサルメニュー”による電子自治体・電子政府の新しい情報発信
安井 秀行 (著) NPO団体 アスコエ

ユニバーサルメニューについて

ユニバーサルメニューとは

分かりやすさは全国共通はず。それが、ユニバーサルメニューの出発点でした。

ユニバーサルメニューとは、公的機関が提供するサービス情報を、
「誰もが探しやすく、分かりやすい言葉遣い・構成・表現とすること」を
目指して開発したWeb サイト向け標準メニューです。

自治体が提供するサービスの大半が、全国共通なものにもかかわらず、
サイトによって分かりやすさや表現はまちまち。でも、提供する
サービスの内容が同じなのであれば、その情報の探しやすさ、
分かりやすさも全国共通でなければならないはず。

それが、私たちが考えるユニバーサルメニューの出発点でした。

利用者が作り手になり、作り手が利用者になる。それがアスコエの目指すユニバーサルメニューです。

アスコエのユニバーサルメニューは、開発プロセスそのものが
ユニバーサルであることが大きな特長でもあります。

子育て主婦や学生、シニアといった、まさにその情報を欲しいと思っている
利用者がユニバーサルメニューの作り手として携わることで、
利用者自身の手でサービスや情報が整理されて使いやすくなる。

利用者が作り手になり、作り手がまた利用者になって、使いやすさの輪を広げていく。 そんな関係を、私たちアスコエのユニバーサルメニューは目指しています。