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自治体Webサイトはなぜ使いにくいのか?
“ユニバーサルメニュー”による電子自治体・電子政府の新しい情報発信
安井 秀行 (著) NPO団体 アスコエ

ユニバーサルメニューについて

アスコエの、ユニバーサルメニューの取り組みについてご紹介します。

ユニバーサルメニューとは、私たちアスコエが始めた新しいメニュー体系です。
デザイン面・機能面での標準化の「ユニバーサルデザイン」に対して、メニュー面・情報面での標準化 の「ユニバーサルメニュー」を主婦、シニアなど市民の手で作り出して発信しようという取り組みです。

ちなみにユニバーサルデザインとは、ノースカロライナ州立大学のユニバーサルデザインセンター所長であったロナルド・メイスが1985年に提唱した、バリアフリー概念の発展形で、「できるだけ多くの人が利用可能であるようデザインすること」が基本コンセプトです。

これに対してユニバーサルメニューという新しいコンセプトを考えた背景には、今回私たちが自治体サイトを調べて行く中で、「基本的に各自治体が提供しているサービスは、もちろんそのサービスの細かい内容は変わってくるが、基本的なサービスの類型やメニューの見せ方・カテゴリー分けはどの自治体も同じに出来るはず」、ということに気がついたということがあります。

すなわち、各自治体が市民に向けて提供しているサービスに関しては、実はそれぞれのメニュー構成自体は基本的にどこも同じで、よってこれらは共通化が可能なはずです。
そこで、そうであれば利用者側の視点から、例えば主婦に関するメニューであったら主婦が、シニアのメニューだったらシニアがメニューを作り、そのメニュー(=ユニバーサルメニュー)を各自治体に導入していくのがベストではないかというのが、ユニバーサルメニューの発想の原点です。

このユーザー発信型メニュー:ユニバーサルメニューを、各自治体に導入していくことによって、より消費者の視点に近いサイトを各自治体で実現しやすくなり、またサイトを使う利用者側も各自治体のサイトメニューが統一化されることで、迷うことなく自分のやりたいことを探すことができる、という状況をこのユニバーサルメニューで実現したいと、私たちアスコエでは考えています。

ユニバーサルメニューの取り組みは、今後このサイトや各セミナーにおいて、随時発表していく予定です。



ユニバーサルメニューワークショップ

内 容

・UM各カテゴリーに関する詳細セミナーと ディスカッション
予定:
第1回 妊娠・出産、子育て編 ‘08年10月
第2回 引越し・住まい編
第3回 高齢者・介護編
第4回 防災編

参加費用(予定):
アスコエサポート会員: 6,000円
非会員: 12,000円


第二回ユニバーサルメニューセミナー

内 容

UMに関する最新トピックについてのセミナーと ゲストスピーカーの講演
日程(予定):今冬予定
参加費用:
アスコエサポート会員: 未定
非会員: 未定


アスコエでは、本年秋を目標に、ユニバーサルメニューの研究、普及を目的としたセミナーや、 ユニバーサル
メニュー等に関する各種リサーチ資料の発表を行っていく予定です。

詳しい内容が決まり次第お伝えいたしますので、ご興味のある方は、 下記お問い合わせページから、メールアドレスをお伝えください。 (お問い合わせ内容に、「ユニバーサルメニュー情報希望」とご記入ください)
詳しい情報が決まり次第、こちらからご連絡差し上げます。

お問合せページはこちら