ユニバーサルメニューとは、私たちアスコエが始めた新しいメニュー体系です。
デザイン面・機能面での標準化の「ユニバーサルデザイン」に対して、メニュー面・情報面での標準化 の「ユニバーサルメニュー」を主婦、シニアなど市民の手で作り出して発信しようという取り組みです。
ちなみにユニバーサルデザインとは、ノースカロライナ州立大学のユニバーサルデザインセンター所長であったロナルド・メイスが1985年に提唱した、バリアフリー概念の発展形で、「できるだけ多くの人が利用可能であるようデザインすること」が基本コンセプトです。
これに対してユニバーサルメニューという新しいコンセプトを考えた背景には、今回私たちが自治体サイトを調べて行く中で、「基本的に各自治体が提供しているサービスは、もちろんそのサービスの細かい内容は変わってくるが、基本的なサービスの類型やメニューの見せ方・カテゴリー分けはどの自治体も同じに出来るはず」、ということに気がついたということがあります。
すなわち、各自治体が市民に向けて提供しているサービスに関しては、実はそれぞれのメニュー構成自体は基本的にどこも同じで、よってこれらは共通化が可能なはずです。
そこで、そうであれば利用者側の視点から、例えば主婦に関するメニューであったら主婦が、シニアのメニューだったらシニアがメニューを作り、そのメニュー(=ユニバーサルメニュー)を各自治体に導入していくのがベストではないかというのが、ユニバーサルメニューの発想の原点です。
このユーザー発信型メニュー:ユニバーサルメニューを、各自治体に導入していくことによって、より消費者の視点に近いサイトを各自治体で実現しやすくなり、またサイトを使う利用者側も各自治体のサイトメニューが統一化されることで、迷うことなく自分のやりたいことを探すことができる、という状況をこのユニバーサルメニューで実現したいと、私たちアスコエでは考えています。
ユニバーサルメニューの取り組みは、今後このサイトや各セミナーにおいて、随時発表していく予定です。
ユニバーサルメニューワークショップ
内 容 | ・UM各カテゴリーに関する詳細セミナーとディスカッション |
第二回ユニバーサルメニューセミナー
内 容 | UMに関する最新トピックについてのセミナーとゲストスピーカーの講演 |
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